静電式タッチパネルと魚肉ソーセージ。

某巨大掲示板で知ったのですが、韓国発の面白い記事。
「寒い日のiPhoneの友」は魚肉ソーセージ
記事の引用元は、ここでもよく引用している韓国の有力ネットニュースサイト「inews24」。さっそくハングルの元記事を読みに行ってみました。
CJ第一製糖(韓国の総合食品メーカー最大手。三井製糖と味の素とハウス食品日本ハムが合併したようなイメージで捉えていただければ)の「マックスボン(맥스봉=発音はメクスボン)」という小型のソーセージ(というか現物は「チーズかまぼこ」に近い)のコンビニでの売り上げが(韓国におけるiPhone発売の翌月である)昨年12月からこの1月にかけて11億ウォンを記録し、前年同期比39%も伸びたとのこと。本来、手袋をはめた状態ではタッチしても反応せず、冬の寒さが厳しい韓国ではユーザーからの不満も漏れていたiPhoneの静電容量式タッチパネルが、ソーセージでタップしても反応することが発見され、ネットにはiPhoneユーザーによる「手袋を脱ぎづらいほどの寒い冬場にはマックスボンが最高!」といった体験談の書き込みが溢れて、売り上げ増につながったのだとか。
CJではこのヒットを「iPhoneとマックスボンのユーザー層が一致した結果」と分析し、iPhoneユーザー対象の販促イベントのような、「マックスボン」ブランドの認知度をさらに高める方法を構想中…という内容でした。
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マックスボンでiPhoneをタップしている写真がまた笑えますね。でも、外装のビニール(ケーシングというそうです)の両端を止める金具で液晶の表面を傷つけたりしないのか、ちょっと心配になります。
そのうち、もう少し細くて固めで、かつ金具を傷つきにくいものに改良した「iPhone専用マックスボン」が発売されたりするのかもしれません。