Android 2.1採用HTC Desire (SoftBank X06HT) 発表

なんと発表日が日曜日という異例の新機種発表となりましたが、先日技適通過が明らかになったばかりのX06HTが、本日のイベント「ソフトバンクオープンDAY」で発表されています。商品名はHTCの社名と端末ブランド名を前面に出す形で「HTC Desire SoftBank X06HT」、かつて似た例としてTouch DiamondやTouch Proなんかもありましたが「HTC」が付くのは初めてですかね。
http://mb.softbank.jp/mb/product/X/09wi/#x06ht
Android OS 2.1にSnapdragon 1GHz、3.7インチ有機ELタッチパネルというハードウェアスペックは既報の通り。Nexus Oneにはない光学ジョイスティックやHTCの独自UI「HTC Sense」を搭載。マルチタッチやピンチ操作にも対応する国内初のAndroid 2.1端末で、発売日も海外と大差ない「4月下旬以降」が予定されるなど、結構短期間に突貫工事でローカライズ(まあ、日本語仕様にする上で他のモバイルOSよりは手間がかからないとは思いますが…)を進め、Xperiaや30日発表といわれるauAndroid端末になんとかキャッチアップしようとした様子が窺えます。
しかし、そんな準備期間の短さゆえなのか…

●主な対応サービス・機能・アプリケーション

メディアプレイヤー Bluetooth ウェブブラウザ
世界対応ケータイ 3Gハイスピード 7.2Mbps GPS
Eメール(POP3/IMAP4) SMS Flash Lite(4.0)
You Tube Microsoft Exchange連携 FMラジオ

あれ? MMS(S! メール)がない!
他はともかく、MMSだけはあったほうがよいかと思うのですが。スマフォでキャリアメールを使うための敷居が低いというのはSBMの他社にないアドバンテージのひとつですし。もしかして文字コード関連処理や絵文字フォント、入力環境が間に合わなかったのでしょうか。X01HTiPhoneみたいに、後からでも対応してくれればいいのですが、できれば将来的な追加を含む対応可否について明確にしてほしいところ。
あとはXシリーズ入り確定ということでSIMは銀だろうと思いますが、本日の時点では料金施策等についての発表は特になく、今までの定額パケット料金設定(パケット定額フル:\1,029〜\5,985/月)のままで、果たしてどれだけのユーザーがiPhoneを選ばず、こちらを選んでくれるのでしょうか。