なぜかMTeoRが静かなブームらしい

昨年6月、HTCの自社ブランド立ち上げに合わせてTyTN(HTC Hermes)とともに発表されたMTeoR(HTC Breeze)ですが、なぜかここに来てMTeoRを欲しがっている人が増えているようで…
入手可能になった昨年8月の購入以来、日本語入力が事実上不可能ながら、1年以上もの間メインに近い端末として利用しているのですが、薄くてコンパクトな筐体はその軽さゆえに何度も胸ポケットから滑り落ち、左上部のプラスチック部分がひび割れ、左右下部の角にもいくつかの傷が。つまり落としやすい形状ということです。あと5wayキーのゴムが剥がれやすいのも難点(とりあえず自分のは無くさず拾えたので、アロンアルフアでくっつけて事なきを得ていますが)。入力は10キーですし、Wi-Fiもなければテレ電用のインカメラもない(Dopod 595などOEM先によってはインカメ付きもありますが)MTeoRは、電池の持ちもいまひとつ。キャリアブランドとしてはOrangeぐらいにしか採用されず、失敗作と言ってもよいかもしれません。そんな機種ですので海外のオークションに流れてくる中古の玉数も多くなく、安く手に入れるのはなかなか至難のようです。
そんなMTeoRが、なぜ今になって注目を集めているのか…X02HTによってMS Smartphoneが日本のモバイラーの間でも市民権を得るのに成功したのも一因といえるでしょうが、それだけではないのかもです。