パンは奪うのではなく、分けあうもの。

モデムになっている方ではモデム以外の通信機能が使えなくなる従来の「づん」とは異なり、パンではUI名に「Sharing」とか「共有」の文字が入っている通り、サーバー(外の回線につながっている方)とクライアントでそれぞれ同時に通信ができます。つまり2台で別々のサイトをブラウジングしたり、A2DPはサーバー側、地図はクライアント側というようにタスクの分散も可能になるわけです。
で、実際にやってみましたが、A2DPヘッドフォンをX50vではなくHermesにペアリングした状態でも、やはりA2DPが絡むと干渉のためなのか帯域不足なのか、音が途切れまくります。A2DPをやめて有線ヘッドフォンにすれば大丈夫なのですが。
リモート側からつなぎに行ける「づん」に対し、パンはいちいちサーバー側でパン食readyにしなければならないのが不便ですが、いったん接続が確立されればどちらかが電源を切ったり、BTをオフにしたりしない限りつながっているのは便利です。クライアント側の接続設定の入力とか+CDGCONTとかのおまじないも不要ですし。