X01HTの新ROMリリース: 来年4月1日以降、現状のROMでは通信不可

「SoftBank X01HT」のバージョンアップについて(PDF)
新ROM(1.33.761.4)
12月2日から新ROMのX01HTが発売へ(最近品薄だったのは、このためだったのでしょうか)。ネットワークのバージョンアップとは何なのでしょう。2007年4月1日以降、現状のROMが使えなくなってしまうというのは…もしかして4月1日以降、現状の方法ではopenに接続できなくなってしまうのでしょうか。
とりあえずHTC Nipponのサイトから新ROMが落とせるようにはなっています。既存ユーザー宛には新ROM入りのmicroSDが送付されるそうです。
で、ITmediaの記事によれば対象台数は16,000台ということで、これが今までのX01HTの出荷台数なのですね。

【追記21:45】 無謀にもCHT9000(某v2aによってSuperCID化済み)にX01HTの新ROMを焼いてみました…
新ROMのBootloaderは1.09のようですが、もともとTyTN新ROMによって1.09になっていたので問題なく焼け、TyTNのROMにも戻せました。
やはりAPに変更が加えられたようで、IDが「opensoftbank」に変わっています(APNは従来と同一)。しかも、従来の場所に接続設定を作成するための某CABと某実行ファイルがありません。解析対策が図られ、かつ、来年3月末に現状のopenのID/PWを廃止しようとしているとみて間違いなさそうですね。最悪、4月以降も他のHermesでopenを使いたい場合は、X01HT化によって乗り切るしかないかも。
X01HT化した状態での新しい設定による接続は、もちろんOKでした。SSLとかリモホとかも一通りチェックしましたが、利用可能なポートやプロトコルなど、今のところ現状と何も変わっていないようです。要はID/PWが変わっただけです。
ちなみに、X01HTのROMが入った状態で緑を入れると、もともとSIMフリー機ですので緑の電波そのものは掴みますが、約1分後に例の「USIMが未挿入もしくは…」が出ます。まあ、ここは対策しないと仕方ない部分ですね。