ClearTypeの謎

先日reveilさんからコメントをいただいたように、中文版Windows Mobile OSではClearTypeがデフォルトではオフ、選択すらできなくなっている場合もあるようです。そういえばStar TrekとかTornadoとかのMS Smartphoneでもそうでした(Tornadoはi-mate等の英語版ROMだと、ClearTypeがデフォルトで有効になっています)。理由を考えてみましたが、たぶん画数の多い複雑な漢字だと、ClearTypeオンでははっきり読めない可能性があるからかな、と思います。PCのWindowsでも、日本語版で標準では日本語フォントにClearTypeが設定できないのと同じでしょうね。


で、そんな中文版OSでも、レジストリさえ操作すればClearTypeの設定が現れるわけですが、謎なのはClearTypeランドスケープ(横)画面でも有効にするおまじない「HKLM\SYSTEM\GDI\ClearTypeSettings で OffOnRotation=0(デフォルトは1で、横画面のClearTypeは無効)」をやっても、どういうわけかスタイラスリセットをかけると元に戻ってしまいます(GSPocketMagic++などのリセット機能付きソフトからのソフトリセットだとOK)。
しばらくポートレート(縦)画面だけでClearTypeを有効にしていたのですが、これだと縦横の切換を繰り返しているうちに画面が崩れ、使い続けると操作ができなくなる現象が発生しました。その後、結局ClearTypeはオフで使っていますが、現在使用中のフォントはビットマップを持っていないアウトラインオンリーのものなので、表示が汚いです。いずれレジストリを洗って解決を図りたいところですが、そういえばUniなどにはあった画面回転ツール、CHT9000には載っていないですね…もしかしたら縦横回転の仕組みが今までと異なるのかもしれませんね。