SymbianとWindows Mobileの市場シェア

最近「S60」と公式に呼ばれるようになったSymbian OSの旧(でいいのですかね?)Series 60ですが、そのS60サイトのこのページによれば、Converged Device(いわゆるスマートフォン)の市場で、S60は2005年7月現在、市場占有率60%だそうです。あとSymbian系ではSeries 80+90が7%、UIQが3%、MOAP(富士通/三菱製などのFOMA端末)が5%。計75%と圧倒的です。
対するWindows Mobile陣営は、Pocket PC Phone Edition(3%)とSmartphone(4%)の合計でも7%。Series 80+90のシェアと同等です。ほかにはPalmSource(Treo) 5%、RIM(Blackberry) 9%といったところです。
もっともWMは急成長中ですし、WM5の登場で新機種ラッシュが続いている最中ですから年内には10%超えもあるのかもしれませんが(Windows TreoとかMotorolaのQとかは、結構売れそうですよね)、すでに10%ぐらいはあるものだと思っていましたので、ちょっと意外ですね。
S60もこのところハイレゾ機や3rd Editionの登場で激しく進化していますし、NokiaからはN、Eシリーズ等魅力的な端末が続々リリースされています。来年もS60は安泰なのでしょうか。
それにつけても海外はハイレゾS60で盛り上がっているところに、日本ではやっと今年の春モデルの6680。MS Smartphoneに至っては、ようやく来夏HTC Breezeを個人輸入して使えそうだという状況。GSM圏在住の皆さんが羨ましいです。W-CDMAの新規参入組も1.7GHz帯なので、海外ベンダーが簡単に対応してくれるとは思えないですしね。