ネフロ完全日本語化成功!

昨日のエントリにid:kzouさんからコメントをいただき、ご紹介いただいた方法(NF33ResVGA.dllをリネームまたは削除)を早速試してみたところ、見事NetFront 3.3で日本語メニューが出るようになりました! 昨日の時点でもReal VGAだと日本語が出ていたということで、英語表示はVGAリソースが英語のままだったのが原因だったのですね。
しかし、そのままでは接続アイコンやツールバーのアイコンがQVGA用になり、小さく表示されるので、そこを何とかできないものかと日本語版のCABをcab_renamerを使って展開し、取り出したNFRes33VGA.dllを上書きしてみたところ、アイコンもVGAリソースを使って正しく表示されるようになりました。ちなみにcab_renamerを使わず、CABから直接NFRes33VGA.dllを取り出す場合は、「NF33RE~1.002(534,016bytes)」を展開してリネームします。

ネフロ on WM5でのWebブラウジングはかなり快適なのですが、まだβ版のせいか不安定なところがあるようで、さっき電車の中からここを更新しようとしたら、突然落ちてしまいました。しかもそうやって異常終了してしまった場合、メモリが正常に解放されないことがあります。あと、Windows Media Playerをヘルパー登録できない(やろうとすると固まるので、現状ヘルパー登録自体未対応?)のと、mms://からWMPを起動できないので、自分の場合、完全にPIEをネフロに置き換えるのは難しいようです(mms://はOpera for Smartphoneでも不可)。重いページを読もうとしてしばらく固まることもありますし、やはり、ネフロは相変わらずメモリ関係が鬼門なのでしょうか…製品版までに改善されるといいのですが。

【追記】 siam_breezeさんによれば、別窓を開くタイプのリンクをクリックするとダイアログが出てくるところで落ちるらしい、とのことで、NF33ResVGA.dllがクサいと思って削除してみたら、ちゃんと別窓を開くためのダイアログが表示されました。あとWMPをヘルパー登録するメニューもちゃんと開きました(ヘルパー登録はできても、WMPのストリーミングサイトの起動はうまく行っていないのですが…)。
ちなみにNF33ResVGA.dllを、もともとの英語版に戻してみても同じでした。どうやらこのDLL自体がバグっているというか、未完成のようですね。