mopera UのFTTH接続

由あって、自宅のBフレッツ用のISPを普段使っているBIGLOBEから、mopera UのBフレッツコースに切り替えてみたのですが、なかなかいい感じです。大手の専業ISPに比べるとユーザー数が(たぶん、かなり)少なく空いているからなのか、いろいろな意味で軽く、混んでいるはずの時間帯でも結構速いですね。
緑SIM+非iモード端末でパケット通信を使うには必須のmopera U契約ですが、接続+メールアカウントが提供されるスタンダードプラン(\500/月)に+\500でFTTHADSLなら+\300)が、+\300(以前は\500だったのですが、いつの間にか値下げしていたのですね)で公衆無線LANが使えるようになります。つまり、総額\1,100〜1,300/月で固定ブロードバンドからホットスポット(広義の)、モバイルまですべての接続を賄える、非常にお得感の高いISPです(ただし@mopera.netのメールアカウントはこのところ調子が悪いようで、日によっては24時間を超える遅延が発生することも)。
実は先頃、メイン携帯番号のドコモから他社へのMNPを画策していたことがあり、10月には「いちねん割引」を解約し、11月にはMNP予約に踏み込むなどMNP直前まで準備を進めたのですが、思いとどまったのはmopera Uの存在によるところが大きかったりします。単独(ドコモの携帯電話契約なし)では契約できないわけですから。

mopera Uは安い代わりに大手ISPのようなWebサイトやブログ用のオンラインストレージは提供されず、クローズドなコンテンツも特にありません。もちろんWebサイトやブログは無料サービスを含む他所を利用すれば済むわけで、工夫次第でどうにでもなる部分です。
2005年のサービス開始当初より、今では主要ISPの大半が導入済みのOP25Bを他に先駆けていち早く導入していたのに加えて、ドコモという企業のイメージもあってか、mopera Uでは25番以外にもいろいろなポートを塞いでいるのではないかとの誤解を受けたこともありましたが、今ではむしろ規制が少ない方のISPに属するかと思います。
前身のPC-VAN以来通算18年も使っていて、メインWebサイトや10年以上使っているPOPメールアカウントのあるBIGLOBEを解約することは自分の場合考えられないのですが、その辺さえなければmopera Uに一本化してもよいと思っているほどです。