X02HTを3週間弱使い込んでみて。

WM6 Standardとその前身であるWM5 Smartphone端末、これまでTornadoに始まり、Star Trek、Breeze(MTeoR)を経て今回のCavalier(X02HT)と使ってきたわけですが、SP使いにとって長年の夢だった本格的な日本語入力入りのX02HTは非常に気に入っています。
常時ランドスケープなスクリーンは、Excelのシートや動画の表示には非常にいい感じです。アプリもまだ国内初のStandard端末発売から3週間弱しか経っていないというのに、量・質ともにかなりのものが出揃ってきています。自分の使い方ならタッチパネルは不要だと改めて実感しました…実はQWERTYキーも普段はそれほど必要としていなかったりして。10キー日本語入力があれば事足りそうなのですが、10キー端末だとデザイン上どうしてもポートレート画面になってしまうのでしょうからね(ランドスケープ+10キーは非スマートフォンならSamsungSBM向け708SCなどがありますが、さすがにあの画面サイズはスマートフォンには小さすぎだと思いますし、Cavalierサイズでデカい10キーというのもどうだか)。
ただ、すでに各所で指摘の通り、電池の持ちだけは不満が残るところです。GSM専用だったTornadoは、X02HT(1050mAh)を上回る1150mAhのバッテリーを搭載し、電話として使ったのはわずか数日でしたが、確かに持ちはよかったです。持ちの悪さは1190mAhのMTeoRでも同様なので、W-CDMA/HSDPA対応によるものなのかも。X02HTやMTeoRもGSMのある地域では、GSMに固定すると改善するのかもしれませんが、どうなのでしょうか。もちろんOMAP 200MHzとSamsung製300なり400MHzなりのCPUクロックの差や、ベースバンドチップの消費電力、細かなプロトコルの違いによる可能性もありますが。
あと、デカバもあるわけですが、デカバにするとX02HTならではの薄さ・軽さが失われそうで、手を出していません。せめて標準電池のままで1日2時間ぐらいWebを閲覧しても、夜半まで残量警告が出ない程度に持ってくれるといいのですが。