Windows 2000との格闘記

昨日の話になりますが、必要に迫られて仕事用PCにWindows 2000 Professionalを5年ぶりぐらいでインストールしようとして、数時間悪戦苦闘させられてしまいました。
件のPCのHDDは300GBで、200+100(容量は大雑把)でパーティションを切ってあるのですが、200のほうにはXPがすでに入っている状態で、Service Pack 4を適用したインストールCDから100のほうに2000を入れようとしたのですが、SP4になっても標準でBigDrive(137GB超)を認識するようにはなっていないことを知らなかったので、なんとか正常に認識させようとあれこれ試して時間を浪費。
いろいろ調べているうちに「SP+メーカー」なるソフトで、BigDrive認識が最初から有効なインストールCDを簡単に作成できることを知り、さっそく試してみたらうまく行きました。しかし次なる壁が。件のPCにはリムーバブルなストレージとしてIEEE1394接続の外付けHDDとUSBメモリカードリーダー付き3.5インチFDD(カードリーダーとしては2ドライブ)がつながっていて、そのまま2000をインストールすると本来「D:」でなければならないインストール先ドライブが「F:」になってしまいました。
結局、1394HDDは抜き、USBのほうは内蔵なので抜くのが面倒ということで、青画面インストーラが起動する前にBIOSでUSBを無効にし、最初のファイルコピーが終わって再起動しGUIインストーラが立ち上がる前の段階でUSBを有効にすることで事なきを得ました、が…
ここで自分のPCのCPUはハイパースレッディングだったのを思い出しました。タスクマネージャを見てみるとCPUが2つ。2000の時代にはHTはなかったのでHTは2CPUとして認識され、2CPU用のカーネルがインストールされてしまうのですが、この状態ではいろいろ不具合があるということで、結局もう1回、外部ドライブ関係の無効化に加えてHTの無効化をやって、3回目にしてようやくWindows 2000 Professional SP4のインストールを終えました。
Windows 2000を最後に使ったのは200GBのHDDをクラッシュさせた2004年夏のことで、今回3年ぶりなのですが、やはりインストールしたてのOSは軽くていいですね…IE7もWMP10/11もないですし、起動も遅いですが、そのあたりを割り切ればまだまだ現役で使えそうだと思いました。とりあえずまだWindows Updateも継続されていますし。