ついに公式WM6が!!!

予告通り(一度延期されていますが…)、本日17時頃(日本時間)、HTC Asiaに公式WM6がアップされたようです。
詳しくはXDA-devのHermes Mobile 6板へ。


【追記13日13:50】 気付いた点と注意事項をまとめておきます。

  • 英語版には東南アジア版(シンガポールを中心とする香港と豪州以外で発売された版)、香港版、豪州版32種類があるらしい。おそらくはCIDとキャリア設定関係の違い。ほかに香港繁体中文版も。いずれも基本的には「Dopod 838 Pro」として発売されたHERM100用。CIDアンロックをしていない限り、X01HTやCHT9000、HTC TyTNなどにはそのままでは入りません。
  • アップデータは二重構造になっていて、まずSPLなどBootloader周りを更新してからROM Update Utilityを起動してROMを更新するようです。
  • 自分は最初に上がってきた香港版のNBHをnbhtoolで*.nbに分解し、SPL-1.01 MFGからOS とExtRomをMTTYコマンド経由で入れました。ちなみにRadioは先にTrinityの公式WM6から抜いてきた1.46.00.11にしてあります。Splash関係は更新していないので(WM5から入れっぱなしのO2ロゴ)、SplashがHTCになったのか、Dopodのままなのかは知りません。ただし標準テーマはWM5のDopod版と同じくDopod_Black.tskです。
  • ROMバージョンは3.54.707.3、OSは5.2.1437 (Build 17944.0.3.1)。AKU 0.3.1なのですね。1.0.0への道のりは遠そう。
  • ExtRomの中に地域設定CABが入っているので、調理で日本語化してあっても地域設定が「英語(オーストラリア)」になってしまう(香港版なのに)。
  • CyberonのVoice Commander(Voice Speed Dialにプログラム、音楽といった音声コマンドによる起動機能を追加したもの)やQuickMark(QRコードなどの二次元バーコードリーダー)、Network Wizard(キャリア設定)などDopod版の標準アプリは一通り入っている。
  • 接続吹き出しからWi-FiをオンできてもオフできないのはWM6の仕様? 今回のROMでは「Wi-Fiをオンにする」のリンクの代わりにComm Managerが。ってxda-devのソリューションそのものですね(笑) もしかしてそれを参考にしたのでしょうか。
  • MUI関係ではofficeres.dll.0xxx.muiが従来から大幅に変わっている。前のを使うとExcel Mobileが起動しなくなったので、とりあえずofficeres.dll.0409.muiをofficeres.dll.0411.muiとリネームして使用中。

毎度の繰り返しになりますが、ROM更新や調理は自己責任でどうぞ。