WM6について。

xda-devフォーラムのUniversalとHermesのカテゴリで、ついに「Windows Mobile 6」が独立した板に分割されました。このところさまざまなカスタム版WM6の出現もあって、両Upgrading etc.でWM6関係のスレッドが乱立したからでしょうね。
いま手に入るWM6というのは当然ナニなわけですが、有志の手でチューニングが徐々に施され、中には結構安定したものもあるようです。とくにUniversalのWM6はもう出回り始めて結構な時間が経つこともあってか、すっかり普及してしまったように思います。
Hermesのほうも昨日上がってきたLVSW EditionというWM6 ROMは、まだ完全ではないもののVideo Call(テレビ電話)も使えるようになりましたし、着実に進化しているようです。


ただ、UniはともかくHermesでは、まだまだWM5のほうが安定していると思います。とりあえず気付いたところでは、

  • 接続吹き出しWi-Fiのオフができない(Comm Managerから行う必要がある、Uniも同様)
  • ネットに接続してからIPアドレス取得までに時間がかかる
  • 動作は概ね速く軽い印象があるものの、時折固まったまましばらく動かなくなるような場面に出くわす(日本語化などの影響?)
  • ATI IMAGEON関係のように、部分的にWM5 AKU 3.3のほうがWM6より新しいところもある(WMXL 0.20ではこの部分をAKU 3.3のものに入れ替えてしまったようですが。ちなみにAKU 3.3では例のTCPMPの画面崩壊問題が出なくなりました)。

といった問題があります。
と、いうわけで、Hermesは常用デバイスなので、新しいROMが出てくるたびにちょっと試食しては元(WM5)に戻し、の繰り返しです。AKU 3.3だと見た目やOfficeはともかく、メール(Inbox)やIE関係、それにInternet SharingのようにWM6を先取りしているところも多いですし。