ついにROM調理可能に

aChef ROM Utils (beta)
先週末リリースされたツールなのですが…詳しくは上のスレを。
Universalと比べてもROM焼き失敗による文鎮化の報告頻度が高いHermesでのROM調理、まだ成功事例が積み上げられたわけでもなく、当然このツールもexperimentalかつリスキーですし、推奨するわけでもないのであまり詳しいことは書きませんが、とりあえずOS ROMイメージ(*.nb)とimgfs(*.bin)の相互変換を行うJavaで書かれた小さなツールで、imgfsへの変換が可能かどうかをチェックする機能(ハネられると変換中止)、チェックでハネられたROMを強制変換するオプションがあることだけ、控えめに紹介しておきます。
そもそももう1週間になりますし、ROM調理が可能ならもっと盛り上がるはずなのですが、GPSスレやごにょスレなどと比べてレスがあまり付いておらず、参照数も少ないのはどうしたものでしょうか。地味なスレタイなので、クッキングツールの話と気付いていない人も多そうではありますが。
4月以降常用せざるを得なくなりそうな某国内版ROMと、現在使用中のAKU 3.3 Testに、常用中の10MB強のUnicodeフォントが組み込めるかどうか試してみましたが、まず某国内版のはチェックに引っ掛かったので、オプションを付けて強制変換。日本語フォント.ac3を削除して10MBフォントを組み込むことができ、ついでにA2DP関連の3つのDLLも入れ、*.nbへの再変換もできました。
AKU 3.3 Testはチェックには引っ掛かりませんでしたが、10MBフォントはおろか、日本語.ac3ですら組み込めませんでした。Uniの場合と同様、imgfsに空きが不足しているとエラーになってしまうので、どうやらAKU 3.3 ROMには余裕がないようです(os.nbのファイルサイズも異なります。某国内版は62.3MB、AKU 3.3 Testは60.0MB)。不要なファイルを消しまくればOKかもしれませんが…
と、いうわけで、手許にはUnicodeフォントとA2DP DLLの入った某国内版のos.nbがあるわけですが、いったんハネられたROMですし、怖くて焼く勇気がありません…
文鎮化覚悟で試してみたら、SPL 1.01 MFG+MTTYを使って某国内版の調理済みROMがとりあえず焼けました(ただしAKU 2.3から移植したA2DP関連ファイルは正常動作しません。AKU 2.0からのものでないとダメなようです。2.3のほうがパフォーマンスも機能も上なので、いずれなんとかしてみたいと考えています)。AKU 3.3のほうも、使わないArcSoft MMS関係などをがしがし削ってCJKT対応ヌルズや日本語.ac3を入れたものが焼けました。まだ焼いたばかりなので、これから不具合などが出るかもしれませんが。
繰り返しになりますが、決してROM調理を推奨するものではありません。試す人は自己責任、文鎮化覚悟で。