openの謎…隠れプロキシは何のため?

X01HTがないのに、X01HT相当の接続を実験中です。現時点ではDP定額契約ではない(ちなみにハッピーパケットレギュラーです。10/10までに変更しておけばよかった…)ので、PIEやネフロでは画像を切り、ストリーミングとかは映ったり聞こえたりした時点でただちにオフなのですが。


で、X01HTのExtended_ROMに含まれているPP_ConnVKK_1.33.761.1.cabを入れると、レジストリ上にはwebopen.softbank.ne.jp:8080というHTTPプロキシが組み込まれるわけですが、接続カテゴリ「Internet」の中にはプロキシの姿が見えません。
手動で「Internet」の中にこのプロキシを組み込むと、WMPによるストリーミングなどは一切できなくなってしまいます。
プロキシを組み込まず、接続 (open) だけを手で追加した場合はストリーミングもOKです。
このプロキシの設定はいったい何のためにあるでしょうか? 「ウェブ利用制限(当初、課金に関連するものではないかとの誤解を呼びましたが、要はいわゆる有害サイトのフィルタリング)」関係? 謎です。
ちなみにPP_ConnVKK_1.33.761.1.cabはwirelessmgr_service.dllをROM内のものと置き換えるようですが、この置き換えられた同dllは、PIEの接続先固定 (HKCU\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\EnableAutoDetect=dword:1) を消していても、無線LAN接続を実行するごとに強制復活させてしまうようです。
接続先固定を完全に無効にするには、該当レジストリだけでなく同dllごと削除してしまうしかなさそうです(リネームしてリセット後、削除可)。でも、削除の弊害については、実はよくわからなかったり。あと、そもそもX01HTのROMの中にwirelessmgr_service.dllが入っているのかどうかも知りませんし(もしなければ、コミュニケーションマネージャが使用不可になります。ほかのHermesやUniだとROMに必ず入っていますので、消してもOKですが)。

【追記2006/10/31】 上記の「削除の弊害」が判明しました。PP_ConnVKK_1.33.761.1.cabには、X01HTX01HTもどきの接続環境で使う場合、ある意味必要不可欠な設定が含まれています。こちらも併せてご覧ください