openを使ってみて。

openのAP設定をDopod英語ROMなCHT9000に突っ込んで、疑似X01HTとして使ってみての感想。

  • 自分の最大の関心事はこのAPでWMPを使ってラジオやテレビのストリーミングが受けられるかどうかなのですが、全くダメ。ただし80番ポートを使うストリーミング(かつてMBC本局の標準FMとFM4Uがそうだったのですが、現在はログイン要に変更なので試せない)ならOKかも。
  • POP3メール(非SSL)はPocket Outlook、QMAIL3ともに送受信とも問題なし。
  • MMSの本文受信には使えない。受信通知は届くが、例によってInboxでハネられる(これはAPではなくArcSoftのMMSクライアントのせい)。
  • SSLは自分の環境では使えず。ついでに4smartphoneの接続設定でSSLを外してみてもExchange Serverとの同期は不可。
  • プラシーボかもしれませんが、Webアクセスはアクセスインターネットより体感が速い気が。
  • なぜかUniversal (AKU3.2) では使えず。あとで古いROMに戻して試してみますが。 UniはAKU 2.0に戻して、openなAPになんとか接続することができました。
  • 「X」なページを出すにはHKLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\5.0\User Agent\Post Platformの名前を「HTC/X01HT; PPC; 240x320」に変更。UniでもOK。まあ、出せたところで料金照会とかはまだできませんが…

と、いうわけで、Webと普通のPOP3メールのやりとりに限定すればそこそこ使えそうな気はするものの、プロキシの制約のないアクセスインターネットと比べると、自由度はかなり低いです。
このclose、もといopen APの本質は、VFJP Webのページ読み込みサイズ制限を廃止し、25/110などPocket PC上でのインターネット利用に不可欠ないくつかのポートを開放しただけにすぎないように思えます。
「X」専用サイトの料金照会とか契約変更とかも未完成で、見切り発車的な印象を大いに受けました。この先が思いやられますね。