タッチパネル問題とそのソリューション。

http://www.dopodasia.com/Dopod/Taiwan/News/Activity/CHT+9000+Announcement.htm
ブランドを問わずHTC Hermesの初期出荷版で多数報告されているタッチパネルのズレ問題ですが、ついにDopod台湾から公式発表が行われました。台湾現地では神脳(SENAO=現地の有力ディストリビュータのひとつ)の台湾全土20箇所のサービスセンターで、8月31日までなら改善済みのCHT9000新品と交換してもらえるようです(8/31以降も修理は可能)。
実は自分のCHT9000にも、購入直後からこの問題が出ていました。台湾の新聞では不良率1.5%という発表があったようですが、実際にはそんなものではないようですね。mobile01.comあたりでは、発売からさほど立たない間にものすごい数の報告が上がってきていたものです。環境再構築の手間を厭わずHTC TyTN用のROMを試したり、昨日はDopod 838 Proの出荷版ROMがリリースされると同時にアップデートしたりしたのも、ひょっとしたらソフトウェアの更新で改善されるかな、との期待を抱いたからに他なりません。mobile01やxda-developers.comにはいくつかの民間療法的な改善策(USB to PCのチェックボックスを外す、とかの)がポストされ、いずれも試してみたのですが、改善されません。
この件のためだけに8/31までに台湾に行くわけにも行かないので(実は無理矢理何か仕事を作って出張することも企んでいたのですが…)いずれ行くことがあれば神脳かDopodのサービスセンターに持ち込むしかないのかなと思っていたところ、xda-devのこのポストを目にしました。キーボードをスライドさせた状態で液晶裏のネジ2本を外して元に戻す、というだけのものなのですが、昨夜試してみたところ、今のところズレは発生していない状態です。
まあ、根本的な解決を図るには、今回の問題の原因とされる「液晶パネルの下のゴム製ガスケット」を交換してもらうしかないのかもしれませんね。