英語ROM出現!

某所にHermesのDopodブランドの英語版ROM(Dopod 838 Proとして出荷が予定されている東南アジア版)が上がっています。取り急ぎCHT9000に入れてみて気付いた点をまとめておきます。

  • ROM Flashにはコツが必要(説明文書も一緒に上がっているので参照のこと)。
  • スプラッシュ画面のDopodロゴは新ロゴ。
  • ROMバージョン1.23.707.1。なんと6月28日付け。Radio ROMのバージョンがやけに新しくて1.06.00.10(CHT9000初期ROMは1.03台)。赤はもちろん、緑の電波も99を含めて問題なく掴む。
  • SetHSDPA.exeはある。やはりハードリセット時に/enableオプション付きで実行。
  • 本体ストレージは56.22MB。中文版の51.42MBより5MB近くも増える。
  • HKLM\SOFTWARE\OEM\QwertyのLayoutをdword:20411(日本語用配列)にすると、●+「切換」●+スペースキーでTabが使えるように(CHT9000初期ROMでは不可)。hTc Zにはある●+WinキーでCtrlは実装されていないもよう。次のROMには入る?
  • ポートレートでは最初からClearTypeが設定可能な状態だが、ランドスケープClearTypeを有効にするには、やはりtwkcl.exeが必要(OnOffRotation=0はスタイラスリセットで1に戻る)。
  • CHT9000のボイスダイアルの代わりに、他のDopod標準品(Dopod 900など)と同様にVoice Commanderが。
  • TCPMPATI IMAGEONを使う設定で画面が乱れるのは相変わらずながら、再生を一時停止→再開後に音が途切れる現象は出ない。
  • 独自アプリいろいろ。QuickMark(台湾で開発された2次元バーコードでDopod S300にも入っている)、MP3プレイヤー、ゲーム2種など。
  • どうやらROMはWizardやTornado、Star Trekのような結合型(IPL、SPL、OS、Splash、ExtROMなどが1本にまとめられたもので、拡張子は*.nbh)らしいが、分離・編集はStar Trek同様、現存するどのツールを使っても不可…

果たしてROM編集は可能になるのでしょうか。Star Trekも欧州方面に出回り始めて1ヶ月ほどになりますが、まだ攻略されていませんし。
それといつものお約束ですが、試す人はくれぐれも自己責任で…