KTFもHSDPAサービスを6/30から開始

SK Telecomに続いてKTFもHSDPAサービスを開始カバレッジはサービス開始時点で50都市だそうですから、すでに日本人が観光で行くような都市では、ほとんどW-CDMA/HSDPAが利用可能ということでしょう。SKT同様、年末にはエリアが市クラスの自治体すべて(84都市)に拡大されるようです。
端末は下り速度1.8MbpsのものがSamsungLGから出るそうで、Samsungのは地上波DMB対応のスライド機、LGのは上下にも左右にもスライドする端末です。どちらもCDMA2000とのデュアルバンド/デュアルモード(韓国ではDBDMと略す)端末です。


KTFといえば、先週日本のドコモ端末の導入を検討中というスクープ記事が出ました。ドコモとの3G端末の共同開発を進め、その中で開発される新規の日本製端末を導入するとの話ですが、ドコモ絡みで常に話題に上るiモードの韓国導入については、KTF関係者の話として「iモードはドコモとの契約に含まれていない」と否定しています。コンテンツを各種の非関税障壁(WIPIなど)で囲い込む韓国の政策からみても、iモード採用はないと思います。
先般ドコモから受けた出資はW-CDMA網の拡充に使われたようで、KTFとしても長期的にはCDMA2000から手を引き、W-CDMA一本でやって行くつもりといわれていますが、その過程でシングルモード端末(CDMA2000モードのないW-CDMA専用機、ないしはGSM兼用機)を出していくようです。その中に日本製端末が入ってくることになるのかもしれません。まあ、来年とかの話になると思いますが…