i-mateがHTCデバイスから手を引く？

HTC will continue to support its operator-branded products and OEM partners as a key priority. Within this continuation of support to OEM partners it must be emphasized that i-mate will stop all future activities with HTC within several weeks. They will end all activities around Windows Mobile products from HTC. Any information on future steps from i-mate concerning other models, platforms or manufacturers is not known at this stage.

xda-developers.comで紹介されていたのですが、i-mateが数週間以内にHTC製品の取り扱いをやめるかも、という衝撃的な記事がnewmobile.nlというサイトに。
記事の真偽はともかく、HTCが欧州で本格的な自社ブランド展開に乗り出したことが、早くも各方面に波紋を呼んでいるようです。もしかするとHTCブランドの出現で消滅するQtekとともに、i-mateもStar Trek (Smartflip)が最後のHTC機種になり、i-mate版Hermesの「JAS JAM」とやらは幻で終わってしまうのでしょうか。そういえばi-mate製品としての「JAS JAM」のリーク写真は、まだ一度も出てきていないはずですし。
あと、HTCと切れてしまうなら、i-mateが果たしてどこと組むのかも気になるところです（組めそうな会社はいろいろあるでしょうが）。たぶんO2 Asiaのように他の台湾などのWM機ベンダーと組むのだろうとは思いますが。
なお、前述の記事にはHTC TyTNの開発コードはHermesではなく「Mercury」なのだともあります。外観とカラーリングの違いだそうで、たぶんWizard（狭義のWizardはDopod 838系統の角張ったあれ）とProdigy（K-JAMやQtek 9100）の関係だろうと思います。あるいはHermesは日本向け（技適通過時の「HERM100」という型番からすれば、コードネームHermesの機種であることは九分九厘間違いないでしょうが）を含めたキャリア仕様のODM機で、MercuryはHTCブランド（Dopodも？）専用だったりするのでしょうか。
本当にTyTNがHermesとは別なのであれば、HermesのほうにはぜひともminiSD仕様で出てきてほしいものです。