CingularのHSDPA網が正式稼働/SKTのWCDMAが地方にも

6日から米Cingular Wirelessが米国初の3G(WCDMA)ネットワークを公式に稼働させたそうです。当初はAustin (TX.), Baltimore, Boston, Chicago, Dallas, Houston, Las Vegas, Phoenix, Portland (OR.), Salt Lake City, San Diego, San Francisco, San Jose (CA.), Seattle, Tacoma (Wash.), Washington D.C.の計16都市だそうです。
Cingularの3G網は850/1900MHz帯を使い、HSDPAにも対応しているそうで、平均で400-700Kbps、最大でメガビットクラスの下り速度が得られるそうです。ただし、今のところは端末がまだPCMCIAデータカード(EDGE兼用)しかないようです。
ちなみにHSDPA商用サービスは、欧州ではO2が英領マン島で先月から開始しています。


韓国ではどうやらSK TelecomのWCDMA網のソウル周辺部や地方への展開が始まったようです。2chの携帯PHS板・国際ローミングスレにソウルの衛星都市である始興市安山市、それに大田広域市でドコモN900iGでWCDMAローミングによる通話やデータ通信ができたとの報告が上がっています。まだSKTからの公式発表はないようですが、「年末」とアナウンスされていたので、予定通りでしょうね。たぶん先月末の釜山APECに合わせて稼働させたものと思います。
KTFも地方のネットワーク構築部署を強化し、WCDMA/HSDPA網構築を急ぐそうです。