SKTが欧州でW-CDMAローミング開始/年末には地方でもW-CDMAが使える?

inews24の記事(※リンク先はハングル)によれば、SK TelecomがイタリアTIMとフランスSFR(Vodafone系)を相手にW-CDMAローミングを開始したそうです。テレビ電話もSFR網ではすでに可能、TIM網でも12月には対応するそうです。これでSKTのW-CDMAローミング対象国は日本、香港、シンガポールに加えて5ヶ国(地域)となり、さらに年末にはドイツ、スペイン、オランダでも開始予定だそうです。
それよりも気になったのがこの記事の末尾に「年末に首都圏および主要都市で、来年後半には全国84都市に (W-CDMA) サービスを拡大」とあることです。「主要都市」とは通常は6大広域市と道庁所在地6都市(広域市かつ道庁所在地の大邱、光州、大田を除く)を指すと思うので、これら地方都市でも年内にも日本のUSIMローミング対応端末が使えるようになる、ということでしょうか。本当ならこれでようやく、ローミングのためだけに電番維持中のau (A5505SA) を解約できそうです。
ちなみにW-CDMA関係ではこんな記事(※リンク先はハングル)も。「HSDPAの全国網構築コストはCDMAの約30%で済む」。韓国の基地局メーカーLG-Nortelの関係者が語ったそうです(韓国キャリアのW-CDMA基地局は、LG-Nortelとサムスン電子の2社が提供)。この記事には来年上半期中にサービスイン予定のSKTのHSDPAが、来年に84都市まで拡大されるとあります。