来年早々にもWM5にA2DPが!

msmobiles.comによれば、Microsoftが来年早々にもWindows Mobile 5.0上のBluetoothスタックにA2DP(Advanced Audio Distribution Profile、平たくいえばBTでステレオ音声をやりとりするためのプロファイル)を追加するそうです。UniversalとかTornadoはハードウェア的にはA2DPに対応しているようですが、これまではスタックで対応していなかったため、A2DP対応のBluetoothステレオヘッドセットなどを使っても、音はモノラルでした。A2DPが追加されれば、MP3などもステレオのままワイヤレスで聴けることになりますし、カーオーディオなどにA2DPアダプタ経由で接続して、MP3やストリーミング配信のラジオをステレオで聴くことも可能になるでしょう。
韓国ではA2DP搭載のサムスン製「ブルーブラックフォン」ことSPH-V6900(とムン・グニョン出演のCF)によってBluetoothが普及したといっても過言ではありません。日本の携帯電話でも、近日発売されるFOMA P902iA2DPに対応しています。
重ね重ねシャーぽんにBTがないのが悔やまれます。hw6515みたいに外部へのダイアルアップを遮断してあってもいいので(遮断されても誰かが復活させる方法を見つけてしまうのでしょうが(笑))、BTだけは付けてほしかったところです。
 
ちなみにWM5にA2DPが追加されるタイミングで、Exchange ServerのプッシュE-mail機能に対応したクライアントのコンポーネントも追加されるとのことです(サーバー側は対応済み)。もしかしてi-mateのデバイスを買ってユーザー登録するとアカウントがもらえるClub i-mateのE-mailExchange Serverで運用されています)とかも、プッシュで受けられるようになったりするのでしょうか。これで日本でも、Blackberry並みのメール環境が実現するかも…