Opera for Mobile

先日、HTC Tornado (i-mate SP5m) 用にOpera for Windows Mobile Smartphone 2003(バージョンは本日現在で8.0)をレジストしました。まだWM5 Smartphoneには正式には対応しておらず、デフォルトのトップページが176x220表示なのですが、通常のページ表示はQVGAです。Smartphone版IEでも、PIEと同様に英語版には日本語ページでの改行の問題がありますが、Operaなら正常です。あと、IEに比べてスクロールが圧倒的に速いのが気に入りました。
ただし、MMSプロトコルに対応しておらず、Windows Media Playerを起動することができないのが残念です。各国語のエンコードを内蔵しているので、ヌルズなどを対策しなくても、日本語や中国語、ハングルのサイトなどもそのまま表示されます(フォントさえあれば)。
一方で一昨日、Symbian OS S60用のOpera 8.5 for S60 phonesがリリースされました。ズーム機能とかパスワードマネージャ(パスワードを要求するサイトのパスワード入力を省略可能)とかが入りましたが、こちらはなんだか前の8.0より動作が重くなったような気がしますね…ちなみにNokia 6680(台湾版)で試したのですが、 6680やNシリーズなど最近のNokia端末のユーザーは、無償で使用できます。日本語サイトも見られますが、OSが日本語版でないせいか一部の文字が化けます。ハングルのサイトもUTF-8でない限り見られません(ちなみに、ぼくの6680には、自分でFNTTRANを使って組んだUnicodeフォントが入れてあります)。どうやらSymbian用はエンコードをOSに依存しているようですね。
WM5 Smartphone用Opera 8.5のリリースにも期待したいところですが、重くなっていないことを祈りたいものです。
ちなみにSmartphoneのIEにもいいところはあります。iモード用に書かれたCHTMLのページで、操作に数字キーが使えることです。