VKが仏サッカープロリーグ・マルセイユのスポンサーに

個人的に注目している韓国の中堅携帯電話メーカー・VKですが、今度はフランスプロサッカー1部(リーグ・アン)のオリンピック・マルセイユユニフォーム・スポンサー(背中)になったそうです(※注:リンク先はハングル)。マルセイユといえば中田浩二が所属していたり、今年前半には元日本代表監督のトルシエ氏が監督を務めていたことでも知られるチームです。
VKはフランスの通信チップ開発会社を買収し(買収後「VMTS」と改名)、韓国で初めて自社でベースバンドチップを保有する会社となりました。VMTS社の開発したチップを使った名刺サイズの超薄型端末「VK2000」が最近注目を集めているほか、英Vodafoneプリペイド端末を供給したり、フランスに本拠のある欧州の大手携帯電話ディストリビュータAvenir Telecomと代理店契約を締結したりと、このところ欧州での活躍が目立っています。
VK2000はローエンド機種ですが、VMTS社ではUMTS (W-CDMA) チップの開発もほぼ完了しているようで、来年前半にも製品化されるようです。ぜひともスマートフォンなどのハイエンド分野にも出てきてほしいところですが、VKはサムスンやLGと異なり、欧州ではローエンド市場を主なターゲットにしているようなので、難しいかな?