で韓国のラジオ・テレビ放送を。

と、いうわけで、実は韓国のラジオ放送のストリーミングがPocket PCで本当に聴けるのかどうかの確信もないまま、Dell Axim X50vと同時にSo-netbitWarp PDAを申し込んでしまい、X50v到着と同日に開通したのでした。
bitWarp PDAのデータ圧縮について一抹の不安はあったものの、実際に試してみると拍子抜けするほど簡単、かつ普通にストリーミング放送を聴くことができました。
ただし、最大128kbpsとはいえ、移動中は32kbps相当のスループットも厳しいのがPHSによるデータ通信です。ハンドオーバーもその昔、PHSを音声契約で使っていた頃と比べれば飛躍的によくなっているものの、携帯電話のそれと比べればやはり劣る気がします。
とりあえず32kbps以下で流されているものであれば、都市部を歩行中ならほぼ完璧、地上を走る電車での移動中はたまに途切れるものの、ある程度楽しめるレベルで聴けるかな、というのがぼくの印象です。
あと、テレビのほうもbitWarp PDAでは無理ですが、ADSL以上の速度のWAN接続の下、USBケーブルによるActiveSync中や無線LAN接続でなら、十分楽しめます。
韓国では1996年初頭から、3大地上波局(KBS・MBC・SBS)を筆頭にラジオ・テレビ各局が、ストリーミングによる地上波番組のほぼ完全なサイマル放送を実施しています。当初はRealAudio/Videoが主流でしたが、21世紀に入ってからは、ほぼWindows Media一本になっています。KBSやSBSなどはWebサイトの会員になってトップページからログインしないと聴けない(見られない)のですが、MBCのほとんどの局やSBSネットを受けている地方民放局の一部は、直リンでもOKです。
Pocket PCに最適化した直リンページを実験的に作ってみました。興味を持たれた方はぜひお試しを。
ちなみに自分のよく聴いている番組は、MBC-FM4Uで毎日22:00からやっている「이소라의 음악도시(イ・ソラの音楽都市)」です。火曜日だけはSD-Radio2でJ-WAVEの「木村カエラOH! MY RADIO」だったりしますが。