imode.net(Web版iモードメール)を使ってみた
本日からサービスが開始されたNTTドコモのWeb版iモードメール、imode.net(\210/月、申し込み初月は課金なし)をさっそく使ってみました。
- ログインにはMy DoCoMoの「DoCoMo ID」が必要。imode.net自体の申し込みもMy DoCoMoから可能。
- DoCoMo IDがあってもiモードWebメールに辿り着くまでに、別途、有効期限3分間の「ワンタイムパスワード」が必要。同パスワードはiモードメールで、imode.netでは確認できない状態でiモードケータイ宛に送信される。最初のログイン時は必須。2回目以降については次の2つのオプションが選べる。
- ログイン毎に取得
- 2回目以降のログインではワンタイムパスワードを省略する方法。こちらだと1回のログインにつき1通、ワンタイムパスワードと同様にiモードケータイ宛のみにログイン通知メールが送信される
すなわち、どちらを選ぼうが通知メールはログイン回数分だけiモードケータイに届く。
100回ログインすれば100通。
- Webメール画面はフルサイズとコンパクトサイズ(上の画面)の2種類が選べる。
- iモードメールの受信だけでなく送信も可能。デコメールの作成、絵文字や顔文字の入力もOK。絵文字/デコメ絵文字はドラッグ&ドロップ入力。
- アドレス帳はimode.net内だけで使えるローカル版以外に、「電話帳お預かりサービス(\105/月)」でバックアップされた同サービスの専用サーバー上の電話帳とも連携。
- 「新着確認ツール」をPCにインストールしておくと、新着メールをタスクトレイ上のアイコンで通知してくれる。ただし新着確認は5分/10分/15分間隔の定時アクセス方式で、プッシュではない。
- Ajaxなどを多用しているためかWindows Mobile端末のIE Mobileでは、ログインしてもWebメール画面が開かず使用不可。巨大な緑のorz, orz, orz
あくまでiモード端末+PCという組み合わせで使うことを前提としたサービスですね。PCを長いメールの入力専用と割り切って使うならそれなりに便利かな、と思います。というか、それが主旨にほかなりませんね。10キーマルチタップ入力が苦手な人向けの長文メール入力ソリューション、というのがこのサービスの本質なのでしょう。
ワンタイムパスワード関係とかの確認に確認を重ねるセキュリティ仕様は、良くも悪くもさすがドコモ、といったところですが、WM端末で使えない仕様なのは非常に残念です(IE以外のブラウザ、WM以外のnon-iモード端末ではまだ試していませんが)。
もしWM端末OKならF1100やHT1100、SIMフリー機等でiモードメールが使えない件も一応クリアできますし、例えばSBM端末でもdocomo.ne.jp宛のメールが取れたりして便利&面白いかな、と思ったのですが…2in1 B番号用のWebメールUIとかを応用して、ぜひともWM対応を図ってほしいものです。