ドコモ、国際ローミングのパケット通信料を一部値下げ

報道発表資料 : 国際ローミングサービス「WORLD WING」のパケット通信料を一部値下げ | お知らせ | NTTドコモ
3/1より、国際ローミングのデータ通信に部分定額制を導入。これはなかなか画期的なのではないでしょうか。
プリペイドSIMで安価なパケットデータ通信の可能なキャリアの存在する国や地域ならよいのですが、プリペイドでパケットを使わせてくれないところもまだまだ多い上、たとえば韓国のようにプリペイドSIMすら存在しない国では、海外からの旅行者や短期滞在者は通話も含めて国際ローミングに頼らざるをえないのが現状です。
対象は『「WORLD WING」におけるパソコンやスマートフォンによるデータ通信』、つまりmopera Uなどを利用する通信のローミングであって、はるかに需要が高いと思われるiモード関係は対象外となっていますが、いわゆるミニマムチャージ(1通信セッションあたり50〜100円)が廃止された上、特定事業者(上のリンク先のプレリリ参照)相手のローミングであれば、パケット料金(0.2円/パケット)が2,000円となる1万パケットを超えて12万パケット(15MB程度)まで1日2,000円というのは、エリアの限定される無線LANローミング等と比較してもなかなかいい線を行っているのではないかと、個人的には思います。
課金がSBMのKB単位と比べてパケット単位なのも、使い勝手がよいですね。そもそも0.2円/パケットというのは、国内各社3Gサービスのパケット単価の定価(パケット割引適用前、消費税別)と同じだったりしますし。