Deepfish

Microsoft Live Labsによる高速フルブラウザ「Deepfish」の限定(早い者勝ち)βテストが始まっています。Pocket PC用とSmartphone用があり、使用するにはDL時に登録したメアド宛に送られるアクティベーションキーが必要です。
どうもプロキシサーバーのようなものを通しているらしく、かつ混んでいるのか、読み込み開始までに時間がかかることもありました。いったん読み込み始めると爆速です。まだどんな機能があるのか完全に把握できていませんが、正式版のリリースが楽しみです。

【追記 3/30 1:44】 DLはいったん打ち切りになってしまったようですね…と、いうわけで、もう少し追記しておきます。
本体サイズわずか157KB(PPC版の容量。正式版はもっとデカくなるでしょうが)と、非常に軽量・コンパクトなプログラムです。現時点ではActiveXコントロールAjaxCookieJavaScript、HTTP POSTが未サポート(って、正式版ではサポートされるのですよね)ということで、検索やblog更新にすら使えず、ほとんどWebを見るためだけのソフトなのですが、速度とレンダリング能力はさすがだと思います。その部分では間違いなく史上最強でしょう。
レンダリングはグラフィックで、しかも多言語対応になっているので、たとえば10MBフォントを入れていない純粋日本語環境のデバイスでハングルや中文サイトを読みたい場合でも、ローカルフォントの追加は不要です。あとズーム機能(5-wayキーのセンターを押してズームモードに->グレーの範囲枠をタップして拡大->もう一度5-wayセンターでリンク選択モード)もよくできていると思います。
運良くDLできたユーザー殺到によりプロキシが混んでいるのか、あるいはサーバーを止めずに何かメンテでもやっているのか、つながらないことも多いです。ただし、プロキシと同一のネットワーク内にあると思われるHomeやFavorites内の各MSサイト(msn.comとかMSNBC、Live Labsのページ)には常時接続可能ですし、Google、US Yahoo!(使えませんが)やCNNといったネットワーク的にプロキシから近そうな米国サイトには、国内のサイトよりもつながりやすいようです。まあ、国内サイトについては米国のプロキシから日本まで見に来て、さらにその米国プロキシに日本からつないでいるわけですからね。
帰宅後にUniversalで動かしてみましたが、さすがに640x480だとズーム前のフル表示の状態でも文字がくっきり読めるほど鮮明ですね。QVGAでももちろん有用ですが、このブラウザを使うとVGA以上がほしくなること請け合いですね。
Uniでのスクリーンショット(原寸、ちなみにこのエントリのスクリーンショットは3枚とも原寸です)も追加しておきます。