AKU 2.xのWMPでもQVGAビデオをフルスクリーンで!

ここ数ヶ月ほど、某devのUniversal板で地味に盛り上がっているAKU 3.0とか3.2ですが、自分もひと頃JW某氏の3.2をUniに入れていたことがあります。速さ、多数の新機能は魅力的なのですが、どうにも不安定なので結局AKU2(Qtek)に戻してしまいました。
しかし、AKU 3.xでひとつだけ未練が残っていたのが、Windows Media Playerでの動画のストレッチ再生です。テレビのストリーミング放送はほとんどQVGA以下の解像度で配信されていますが、VGA液晶で動画アクセラレーションを搭載しているDell X50v/X51vなどとは異なり、UniのWMPにはストレッチ機能がないので、QVGAのビデオはフルスクリーンモードだとVGA画面の中央に実寸(画面面積の1/4)で表示されるだけでした。
これがAKU 3.xのWMPだと、画面いっぱいにストレッチされるわけです。AKU 2.xでも必ず実現する方法があるはず…と1ヶ月ほど前に思いついたきり、多忙のため実行に移せなかったのですが、連休を利用してちょっと試してみたところ、あっけなく実現できてしまいました。


AKU 3.xのdump(今回のテストにはJW某氏のを使用)からwmcore.dllとwmvdecoder.dllを抜き取ってオレオレ署名後、AS経由でUniの\Windowsに放り込み、再起動すればOKです。
ただし、フルスクリーンに引き伸ばされるのはQVGA(320x240)だけで、240x180とかだと周囲に枠が出ます。つまり、QVGA以下の映像を元サイズに関係なく単純に4倍に拡大しているだけのようです。