HTC Excaliburの全方向写真

数日前にAsukalさんが「これからのWM5」というのをエントリされていました。そのエントリでメインで取り上げられていたのがBlackberryライクなHTC Excaliburですが、そのHTC ExcaliburのOEM商談用とみられる、各アングルから撮影された写真が流出しています
Blackberry型、というかQWERTYキーボード常時露出型のスマートフォンは、WM機でいえばPalmTreo 700wやHP hw65xx/hw69xx、それにBenQ/BenQ-SiemensのP50/P51といったPocket PC Phone(タッチパネルあり)に加えて、最近はMotorola QやSamsung SGH-i320とその3G版、それにこのExcaliburとSmartphone OSを使ったものもいくつか出てきていますね。
個人的にQWERTY露出型端末に求める条件ですが、キーボードの打ちやすさなどはもちろんのこと、

  • 手に持ったときのバランス感覚がよいこと
  • 4:3もしくは3:4画面であること

この2点を満たすものだと考えています。
Pocket PC Phoneはアプリケーションが豊富にあるのがメリットだと思いますが、反面、文字サイズとか手に持った際のバランスを考慮すると、表示領域的には狭い240x240が選ばれざるをえなくなります。もちろん、この1:1画面によって動作上の制限を受けるアプリも少なくないです。
一方でMoto Q以来増えてきているMS Smartphoneベースの機種ですが、こちらはただでさえアプリの品揃えが劣るMS Smartphoneである上にポートレート型液晶ですから、さらなる制約を受けることになります。それと、タッチパネルがありませんよね。
ただし、個人的にはこのタイプのデバイスにタッチパネルは不要と考えています。ポケットに入れて携帯することも考慮されているはずのQWERTY露出型で、誤操作の原因になりやすいタッチパネルの存在は余計になることもあるでしょう。あと、画面サイズも2.4インチクラスが多いですから、たとえタッチパネルがあったとしても実際に操作となると、結構辛いものがあります(6月に台湾でGIGABYTE g-Smartの実機を触ってみて痛感)。まあソフトキーと5-wayキー、Homescreen上のショートカットアイコンがあれば、アプリの起動や操作はどうにでもなりそうな気がします。
そんなわけで、この手のデバイスとしてはMS Smartphone系、とりわけ日本で使えて製品化時期も早そうなi320の3G版に期待しているところです。