SK Telecom、HSDPAサービス「3G+」提供開始

本日よりSK Telecom (SKT)がHSDPAの商用サービスを開始(※リンク先はハングル)。「3G+」というサービスブランドが与えられています。
Samsung製のHSDPA対応・デュアルモード(W-CDMA/CDMA2000)対応音声端末「SCH-W200」(同機種の下に出ているLG製デュアルスライド機「SH100」もHSDPA対応機で、6月中リリース予定)の提供も開始されたそうです。おそらくHSDPA音声端末の実機が市販されるのは、世界でも初めてではないかと思います。
サービスエリアはまずソウル・仁川・釜山・大邱・大田・済州など25都市で、「最短期間内(年末ぐらいまで?)」に84都市(韓国の「市」以上の自治体の総数)まで拡大するとか。
ちなみに下り速度は当初1.8Mbpsで、来年初頭に3.6Mbps、来年中に7.2Mbps、2008年には14.4Mbpsまでのスピードアップが予定されているとのこと。
データ通信料金は従量制の場合6月30日までは1パケット(0.5KB)あたり1.3ウォン(CDMA2000では1.3〜6.5ウォン)、データフリー料金制(定額)なら月額2万6000ウォン(今のレートなら3000円ぐらい、音声通話は別)のところ、6月30日までに加入すれば1万6000ウォンになるキャンペーンをやるそうです。番号移動(MNP)もCDMAMNP以降に導入された「010」で始まる電番からはできるようになったそうですが、元々SKT(旧新世紀通信を含む)に割り当てられていた「011」や「017」からは移行できないそうです。


予想していたよりもHSDPAサービスイン時点でのエリアが広いですね。というか、現在W-CDMAエリアになっている地域は全部HSDPAにも対応するのでしょう(2003年のサービスインからW-CDMAエリアだったソウル市内以外は、すべて最初からHSDPA対応で構築していたのかも)。HSDPAモードでのローミングができるかどうかは???ですが、もしHTC HermesなどがHSDPA対応でリリースされたら、ぜひ試してみたいところです。