3GSM 2006: UMA…(゚д゚)ウマー ???

ちょっと油断している間に次々と新語が造られ、拡がっていくIT/通信業界ですが、この「UMA」というのは馬でも未確認動物でもユマ・サーマンでもなく、"Unlicensed Mobile Access"の略だそうで。
UMAとは携帯電話網 (Licensed=免許要) と無線LANによるVoIP (Unlicensed=免許不要) との間でシームレスにハンドオーバーできるようにする技術のことだそうで、UMA端末を使えば、Wi-Fi圏内で携帯の番号を使っての通話が可能で、Wi-Fi圏外に出ると通話中でも自動的に携帯の電波に切り替わる…というイメージなのでしょうね。
現在のところは記事にもあるように、Nokiaのような端末メーカー主導で開発が進んでいるようですが、キャリアはどうやってビジネスするつもりなのでしょうね? Wi-FiVoIPを組み合わせるなら、Wi-Fi圏内は無料かせめて定額じゃないと意味がないですからね。もしそうなら文字通り(゚д゚)ウマーなのですが、たぶんWi-Fi圏内でかけても携帯の番号を使うところで、何らかの課金が入るのでしょうけどね。
まあ、端末メーカーとキャリアの力関係が日本などとは逆の、欧州ならではの発想なのかもしれませんが、日本では3G電波が屋内基地局のない高層ビルで入りにくいのを改善するための、いわば「自前基地局」のソリューションとして導入されたりして。