PQzに捧ぐ。

Universalハードキーボード専用の日本語IME ON/OFFソフトとしてスタートした、英国のじぃことid:Gzhさん作の「PQz」。その最初のバージョンがリリースされたのは、昨年11月7日のことでした。「useナントカ」によるUniversalでのヌルズ認識に成功したのが11月4日ですから、わずか3日後の話だったわけです。
日本語環境でのIME起動制御に限定された単機能ソフトだったのが、今や英語の設定ダイアログボックスを纏い、タスクスイッチャーやショートカットキーなどのボタンカスタマイズ、はては電話の発信機能さえもカバーする超多機能総合キーボードユーティリティとなりました。
じぃさんによれば、PQzは昨年12月1日以降、これまでなんと累計10万件ものダウンロードがあったとのこと。日本語を母語とするHTC製ハードキー付きPocket PCデバイスのユーザーはせいぜい数百から多くて千人単位でしょうし、ほかにシャーぽんユーザーのDLが数千から1万件台ほどあったとしても、10万D/Lのほとんどは海外のユーザーの分と考えられます。改めて海外でのPQzへの注目度の高さと、ニーズの大きさに驚かされました。
ともあれ、じぃさん、怒濤のバージョンアップありがとうございます。実はタスクスイッチとかキーカスタマイズ関係はあまり使いこなしていなかったりするのですが(苦笑)、最近では予測変換候補の選択と確定がシフトキー無しでできる「NO SHIFT」オプションの追加は、個人的に非常に画期的と思っています(これで予測変換の使い勝手がやっとBenQ P50+HardkeyIMに追いつきました)。改めてじぃさんに感謝です。