804SSは日本専用UI採用!/L600iの発表も間近か?

Samsung804SSSamsungの日本上陸というだけでもニュースバリューはあるのですが、薄さを謳う端末が多数発表されている中でもダントツの最薄ということで、注目度が高いようですね。さすがは韓国トップ、世界3位のメーカーが日本で最初に投入する機種ということで、Samsungとしてもかなり力を入れてきた感じがします。
何よりも驚いたのは日本専用UIになっていることです。「コンバージェンス端末」と呼ばれていたVodafone 3Gの最初期のx02シリーズでは「世界共通UI」が採用されましたが、操作体系がそれまでの2Gや初期VGS端末とは大きく異なり、全画面の壁紙も貼れないなど、日本のユーザーの間では概ね不評でした。後にx03シリーズでは一部手直しが行われたものの、まだ完全に日本UIに復帰できたわけではありません。
そんな中で804SSは果敢にも共通UIを採用せず、全画面壁紙が使えて9分割メニューの日本型UIを採用しているのは驚きに値します。電話番号表示は韓国の現地向け端末に多いスタイルですね(韓国端末では番号に合わせて女性の声で数字を喋ったり、楽器の音が鳴ったりします)。おそらく海外のZ540はほかのGSM圏向けSamsung機と同様なメニュー体系を採用していると思いますので、日本向けのソフトウェアはまったく別個に開発された可能性が高そうです。


日本で出る韓国製端末はauA1405PTボーダフォン804SSと続いて、残るはLG電子製のFOMA L600iですが、ヤフオクにL600iの「商品ご紹介資料」が出品されています。3色展開、「SIMPURE L」というサブネームが付いています。…これ、李英愛(イ・ヨンエ)ですよね?
同じ出品者はほかにNM850iGNokia 6630改)の商品説明資料も出品しています。代理店向けに配布されたものが漏れたのでしょうが、発表は近そうですね。NM850iGやN600iも合わせて、たぶん今月末のドコモ社長会見の頃ではないかと思われます。


【追記1/20】上記の資料の出品は取り消されたようです。