京仁地区の民放テレビ事業権の行方/仁川にヴィンセントは現れるか?

inews24で地上波DMBについての記事を検索していて、24日付けでこんな記事(リンク先はハングル)があるのを発見。経営不振のため昨年末でテレビ放送が免許切れとなった仁川市の民放テレビ/FM局iTV(京仁放送)の後継となる、京仁地区の新民放局の参入受け付けが締め切られ、5つのコンソーシアムが応募したそうです。
日本で言えばtvkMXTVサンテレビのような独立U局だったiTVは、かつて韓国初のメジャーリーガー朴賛浩投手が人気絶頂だった頃に、メジャーリーグの独占中継権を獲得して話題となりましたが、中継権料の高騰によって手放した後は中国の時代劇(韓国でひと頃結構人気があった)などを主力に、命脈を維持してきました。しかし、地理的には仁川とソウルというのは横浜と東京の関係であるにもかかわらず、送信所をソウルまで電波の届かない低い山に設置させられ、ソウルのほとんどの地域がサービスエリア外だったのみならず、CATVでの再送信制限が経営の足枷となり、ついには親会社(東洋製鉄化学、大韓製糖など)による支援も中止となり、昨年末をもって、テレビ局としては廃局となってしまいました(FMは免許が残っているので継続中)。
ところで、事業権獲得に名乗りを挙げている5グループの中にTVK(TV京仁ないしはTV京畿の略?)というのが含まれていて、ちょっと藁ってしまいました。ぜひともsakusaku新車情報(今春終わってしまった三本和彦さんの)のような全国的に通用する特色ある番組を作って、リベンジを果たしてほしいところですね。ちなみにこの「TVK」、日本でもスカパー!の受信機を出しているHUMAX社が中心になっているそうです。
【追記】 TVKコンソーシアムはHUMAXが筆頭ですが、大熊製薬が第2位株主だそうです。
우루~사!