WizardとHTC社のロードマップ、i-mateについて

9月はHTC Universalの月でしたが、10月はHTC Wizardの月になりそうですね。msmobiles.comに記事がいろいろ出ていますが、液晶の横(縦横というのはポートレート基準;-)からキーボードがスライドするWindows Mobile 5搭載GSM端末HTC Wizard(i-mate K-JAM)が、i-mate社が出展しているドバイのトレードショウGITEXで即売中だそうです。eXpansys UKでもあと4日という表示になっています。10月頭には発売開始でしょうね。
それにしてもHTC(宏達国際電子)は凄い会社なのですね。ここにHTCが手掛けた、あるいはこれから手掛ける製品の一覧が出ていますが、よくもこれだけの数の製品開発を短期間にこなせるものだなぁと感心します。自分の持っているPocket PCもX50vh2210そしてUniversal(JASJAR)と、P50以外はすべてHTCのODM/OEM製品なわけです。未発表の製品の中では、ストレート携帯電話型のW-CDMA対応Pocket PC PhoneといわれるBlizzard、Motorola V3のような薄型クラムシェルMS Smartphoneと噂されるStar Trekあたりが気になるところです。
ところでi-mate、上場したそうですね。本社が中東、UAEはドバイということで、オイルマネーで金満かつPDAフォン/スマートフォン・マニアなアラブ人が、趣味と実益を兼ねて作った会社なんじゃないかと勝手に想像していたのですが、実はCEOはスコットランド出身で、もともとは豪州で創業した会社を、税金対策のためにUAEに移したのだったとは…リンク先の記事、ほかにもいろいろ皮肉っぽいことが書かれています。
UniversalにせよWizardにせよ、i-mateブランドの製品が他より先に出てくるのは、i-mateのほうが高く仕入れて、高く売ってくれるからなのでしょうか?