X02HT/X03HT用純正電池パックについて

またも前回から間が開いてしまいました。これが本年の初エントリですね。12月末から1月末まで全く時間が取れなかったもので…

そんな中、一昨年から酷使を続けてきたX02HTと、昨夏かなりヘビーに使ったX03HTのバッテリ(いずれも「HTBAB1」)がイカれてしまったようで、X02HTでは付属のもの・後で入手した予備品とも、通話するとわずか5分程度で電源が落ち、X03HTのほうも15分程度しか通話できない状態に。そこで、まず現在もメインの通話用に使用中のX02HTのためにと、1月にSBMオンラインショップでのポイント交換を使って注文してみたら、新品の頃でもこんなに持っていたかな? と思うほど持ちがよくて驚きました。
気をよくしてさらにX03HT用と予備用にと2個注文し、昨日届いたのですが、1月までのものと2月以降のものではラベル表記が変更になっているのに気付きましたので、参考までに写真を上げておきます。新しいほう(右)には「3.88Whr」とPSEマークが追加になり、製造元表記も「High Tech Computer Corp.」から「HTC Corporation」に変わっています。


ちなみにラベル右下の製造年月 or ロットを表していると思われる英字3文字の記号は、それぞれ以下の通りです。

  • X02HT付属品(2007年9月): QGA
  • 2007年11月入手 : QHA
  • X03HT付属品(2008年4月): QJA
  • 2009年1月入手 : REA
  • 2009年2月入手 : SAB

頭はおそらく製造年でQ=2007、R=2008、S=2009年? 2文字目は月でA=1月から順にL=12月まで、3文字目は上旬・下旬でA・B、あるいは上・中・下旬でA・B・Cだったりするのでしょうか。もちろん全くの推測、あてずっぽうにすぎませんが、仮に当てはめてみると今回の「SAB」は今年1月中旬ないしは下旬の製造で、できたてのほやほや、ということになります。【本段落は23:38加筆】

で、新品電池の持ちや如何に。X02HTX03HTで、それぞれ初回のフル充電後に無線LANによるWMV動画(ビットレート213kbps)のストリーミング再生を試してみたのですが、電源が落ちるまでの時間はX02HTが3時間3分、X03HTが3時間7分。ほとんど差がありませんでした。実使用だとX03HTのほうが持つ印象があったのですが、X03HT発売当時にはすでにX02HTの電池の劣化が進んでいたためなのかもしれません。もっともこれはWi-Fi通信と動画再生についての結果ですので、連続通話とか待ち受け時間の比較では異なる結果となる可能性もあります。

ところでこのHTBAB1という充電池、というかHTC端末に付属する電池全般は、どうも平均的なLi-Ion電池と比べて劣化しやすい気がします。まあ、継ぎ足し充電の繰り返しが電池にやさしくないのはわかっているのですが(最近のHTC端末にはUSBでPCに接続中の充電を禁止する設定もありますね)、国内のガラケーの電池は、そういう使い方でももっと持つような印象があります。
あと、HTC純正電池は放置中の消耗も早いようで、先程、約1ヶ月電源を入れなかったMTeoRと約2ヶ月放置していたCHT9000の電源を入れてみたら、残量は前者が70%、後者はわずか20%にまで減っていました。ちなみに、この点では以前買物隊から購入したUniversal用のデカバ(3200mAh、「for DOPOD 900/QTEK 9000/002 xda Exec」と表記されている、見るからに怪しげな代物なのですが)が非常に優秀で、Uniの修理中約10ヶ月も放置していたのに残量が90%を超えていて、驚いたことがあります。
HTC純正もひょっとしたら最近のロットでは改善されているのかもしれないので様子を見たいと思いますが、もし何も変わっていないのであれば、改善を期待したいものです。